CMoy (10) 4ch-A47 実装


4-Chennelを作って、そうしたら大きな筐体でA47を作って、と思っていたのだけど、がんばればデュアルのOPアンプなら4つ、クワッドなら2つ、なんとか載る気がしてきたので、一気に4-Channel版A47アンプを作ってみることにした。



回路図。
LとRの出力chにボルテージフォロワを1つずつ追加、入力信号系のGND用のアンプは1回路のみ、出力のGNDはボルテージフォロワを2つ追加。出力を合成する抵抗はもっと小さい値でも、と思ったけれど敬意を表して47Ωを採用。LとRには負帰還ループ外に出力に10Ωを挿入。出力GNDはループ外の抵抗はなし。入力カップリングコンデンサは省略したのでバイアス電流が流れてしまうバイポーラOPアンプでも、DCオフセットを気にせず行ける予定。



できた。左は、もともとはオリジナルCMoyで今は3ch CMoyアンプの基板。右の4ch A47は表から見るとすっきり。電源デカップリングコンデンサは、これはニッケミの固体アルミ電解かな。1500uF。



抵抗などほとんど裏面に載せたのでこっちがわはスパゲッティ状態でほとんどメンテナンス不能。これで動かなかったらどうしよう。



一発完動。わたしは神か、と思った。
アンプの中身もすっきりきれいになってうれしい。



OPA2134x4ではなぜかホワイトノイズが目立つので、OPアンプローリングを開始します。



とりあえず今日はこんなところ。OPA2134x2がLとR。TL082が信号GNDと出力GNDの1回路目、AD8620が出力GNDのボルテージフォロワx2。


音は...、一発完動の余韻が大きすぎてよく分からない。明日通勤時に聞いて判断しよう。電池の電圧低下に対しては、OPA2134x4であってもただのCMoyやOPA2134+OPA132の3ch CMoyよりもシビアで、8Vくらいでもうブルブルとノイズが入る。LME49720も4個、秋月の通販で手配しているので届くのが楽しみ。


今回はとにかく工作満足度が高いなー。やったぜおれは。