MHPA-FET (9) Muse FX & AD797


Li-IONの3セル1800mAhの充電池を手に入れ、自作定電圧電源もツェナーを変更して電圧を15Vに上げ、DT770PROも良く鳴るようになって、MHPA-FET改に再度手を入れてみることにした。


DECWAREのZen Headで、Muse FX 50V/330uFがなかなか良かったり、また9V電池からの電圧が入ってきたところに4,700uFの電解コンデンサが置いてあったり、ということもあって、まずは電解コンデンサ



もともとの基板上の電源デカップリングコンデンサの大と小、Muse FWからニッケミKMGにすでに変更してあったところを、さらにMuse FX 50V/330uFと50V/10uFに変更。DC-INの端子にはMuse FX 25V/4,700uFを追加。L/R用のOPアンプ直近のパスコンは、ない方がいいような気がしたので外してある。


OPアンプ。アクティブGND用のOPA627は固定して、L/R用を替えてみた。

  • LT1028 x 2
  • LT1469
  • LT1469-2
  • OPA2107
  • OPA637 x 2
  • AD797 x 2
  • AD825 x 2
  • AD8620

低音だけ聴けばAD825やLT1469-2あたりがガンガンときて楽しいし、しっとりした感じではOPA2107がよく、優等生的なバランスの良さではOPA637なのだけど、ボーカル再生での、声が出てくる辺りの空気感が別物だったAD797の勝ち。自然で、少し抑制的なDT770PROには、やっぱり派手な奴よりも渋い奴の方が合っている気がしてきた。