3ch CMoy 2号機 (4) 音でる



実装ほぼ終了、相変わらずの一発完動、一発で音でた。まだ付けていないのは006P電池用のソケットで、これはリヤパネルとプラスティック製電池ホルダーの加工が必要なので後回し。


L/RにOPA637、GNDとGNDのバッファにOPA627でTriple.fi 10 Proで聴いたところ、音はあり得ないくらいすばらしい。原因はなんだろう。SIEMENS製の電解コンデンサ?Vishayのボリューム?銅版でインピーダンスを下げたGND?テスト用無帰還電源の中に満載の金田石?それとも単に電源電圧が高めだから?あるいはただただシャーシが開いたままだから?
MHPA-FET改でも同じ電源を使っていることもあってか音の傾向はMHPA-FET改造に似ているのだけど、鮮烈な感じに限ればMHPA-FET改よりも上。


課題もある。

  • ビシェイのAカーブボリュームの立ち上がりがアルプスや東京光音あたりよりも急峻で、高感度のイヤホンで使いにくい。HD650あたりでもちゃんと音量が取れる範囲で入力部にアッテネータ入れるか?
  • LRにOPA637を入れた際のSuper.fi 3 Studioでの発振は弱まったけど消えない。Triple.fi 10 Proでも微妙にボリューム位置依存で発振している。むーん。


このあたりを調整しながら、電池がつくようにして、適当な導電性銅箔テープでシャーシの電位を安定させれば完成。SF3Studioはともかく、TF10Proは発振しないようにしたいなー。