USB充電ヘッドホンアンプ (2) スイッチドキャパシタ難航中


4069UBでスイッチング信号を発振させる、5V→10VのDC/DCコンバータ、動かない、涙。6Vちょっとしか出力されていなくて、各Trのベースに入っているスイッチング信号をみるとなんだかレベルや振幅がおかしい。そうそううまくは行かないものだな。スイッチング信号にバッファを入れて強化すれば動くのだろうか。でも、それで動いたとしても回路規模が大きくなりすぎて、小さなアンプ2号に入るだろうか。1チャンネルで液晶の小さなオシロよりも、もう少しいいオシロも欲しいし。

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書くことがあまりないので、小さなアンプ1号↓

にいれてとっかえひっかえしている出力GNDバッファを紹介。



左...2SC1399/2SA726プッシュプル、設計バイアス7mA、実測20mA
中...2SC943/2SA603プッシュプル、設計バイアス35mA、実測55mA
右...2SC943/2SA603プッシュプル、設計バイアス5mA、実測20mA
バイアス電流の設計値と実測値があまりに違うので、これは原因を探っておかないといけない。なぜだろう。



左...2SC984シングル、設計バイアス20mA、実測20mA
右...2SA204シングル、設計バイアス45mA、実測50mA
こっちは問題ない。


C943/A603の方がC1399/A726よりもずっと音がいいのだけど、原因がバイアス電流の多寡なのかトランジスタそのものかを検討中。音がいいとは言えC943/A603プッシュプルで55mAも流れると、アンプ全体で90mAも流れることになり、200mAhのNiMH7セルが2時間で空っぽになってしまう。トランジスタの銘柄依存がわかったら、C943とかA603のシングル、あるいはパラシングルもいいかもしれない。


LT1010もためしてみたのだけど、追加バイアシングなしでもなぜか180mAも流れてしまうので保留中。発振してるのかもしれないな。うーん。

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日々持ち歩いて愛用しているDLGの7セル006P型NiMH急速充電器、Made in China。
最近どうも調子が悪いな、と調べてみたら、電極に使われている金属のバネ性が弱いためか、+極、つまり割れている方の電極が広がってしまって接触不良になっていた。涙。ペンチで曲げてとりあえず復活。中を開けて電極を交換するかなにかしようと思う。