マルツ MHPA-FET Kit (1) 4ch化しようか


ずいぶん前に買ったまま放置してあった、マルツのMHPA-FETというヘッドホンアンプキットを組んでみることにした。



基板をすこし削れば右のタカチのケースに入りそう。ボリュームは東京光音。
回路はOPアンプ+ディスクリートバッファで、NE5532の非反転増幅(ゲインは約5倍)の後に、2SJ77/2SK214によるプッシュプルソースフォロワが付いている。電源は12V〜15VのACアダプターが推奨されていて、仮想GNDは抵抗分圧。電源は、僕の場合DV-600AV用に作った外付け電源がそのままでもってこいだ。



がんがん部品を省略してこんな風にしてしまえば、HeadwizeにあるTORIアンプにもできる。その場合の問題は、プッシュプルよりも大きい(大きくしたい、せめて100mAくらい)バイアス電流による電池駆動の難しさ、それと放熱かな。


TORIアンプも面白いのだけど、4ch-A47 CMoyでとても効果が高かったch3とch4の導入、特にch4、出力GNDへのディスクリートバッファの導入は是非やってみたい。手持ちの取り外し部品に、2SJ76/2SK213があったので、これのプッシュプルをch4に入れるっていうあたりが、それなりにマルツのオリジナルも維持できて面白いかもしれない。


明日には音が出るかな。