CMoy (13) 4ch-A47 2SC984/2SC1811



スパゲッティをかいくぐって回路変更した。



大きめの2SC959はちょっと工夫が要りそうなので、今日のところは代打、2SC984。ベースに入るところの抵抗は基板側に移したので、ソケット上の抵抗はエミッタ-Vee間の1本のみ、240Ω。Vee電位を-4.5Vとするとアイドル電流は20mA弱となり、まあこれだけ流れていればなんとかなるだろう。トランジスタはほんのり暖かくなってA級動作の雰囲気を少しだけあじわえる。



ついでなので、ローリング遊び用トランジスタパーツをさらに2つ。左からソニー製2SC1811(Ic<100mA)、東芝製2SC2655(Ic<2A)の作り直し。右端が日立製2SC984(Ic<500mA)。



2SC984をアンプ基板に載せてみた。かなり背が高い。奥の、黒いソケットに強引に付けてある2つは、Musical Fidelity A200にTL084の替わりに入れてあったAD8620。



ケースに当たったりしないか確認、OK。



上から見たところ。


AD8620を3つ、L/RとIC3に入れてみたら、僕には音がちょっと熱くて明るすぎる。LM4562の方がずっとノーブルだしスピード感も遜色なく、より広範囲なジャンルの音楽に対応できそうに思う。3つのトランジスタの間の差異はかなり微妙。どれであってもざくざく出てくる低音はOPアンプのバッファとはまったく異なるレベル。2SC1811がより繊細ですこしキンキンするように感じるけれど、高速トランジスタということからくるプラセボか、と思う。2SC2655が意外と健闘。2SD667Aや、ちょっとIcが低いけど2SD756あたりも試してみたい。