CMoy (7) 3ch化の訂正


自分で書いておいて、でもオープンループって変だよな、とQUAD34の回路図を見直して、勘違いに気がついた。QUAD34の仮想GNDに入っているTI071は、ボルテージフォロワだ。帰還は直結。3ch化CMOYアンプのGNDチャンネルも、そのように訂正した。



訂正後回路図。



訂正後実装。きたなくなってしまったし、134だと思っていたのは132だったし。PAバージョンだから差はないのかな。


8.2kΩで帰還させていたときに感じた、妙にきれいっぽい余計な響きがなくなって素直になった。気がする。


あと、これは帰還抵抗が8.2kΩか0Ωかには関係なく純粋に3ch化の恩恵だと思うのだけど、2-chennels cmoyでは音が割れてしまってまともにドライブできなかったAKG K-501から、きちんと音が出てくるようになった。ただのcmoyではGNDが振れてしまって振幅を確保できなかったのか知れない。こういう、主観の相違が関与する余地のない改善がある、っていうあたり、3chアンプ、侮りがたい。