USB充電ヘッドホンアンプ (6) さっさと行かない、涙


机上で回路図考えて、部品を全部ユニバーサル基板に実装したけど動かない。コンパレータLM339で制御しているはずのLEDやトランジスタスイッチの動作がてんでおかしい。涙。


どうも、LM339の出力端子であるオープンコレクタの動作とか、トランジスタを飽和領域で使った時の動作とか、そういう基本的なことが全然わかっていなくて、そんな状態で書いた回路図だからどっかが間違っている、というよりは全部間違っている気がする。



DLGの充電器は怖いけど、小さなアンプ1号で音楽聴くには充電しないといけないし、で、GPの0.1Cの充電器を再登場させた↑


USBから12Vを作って7セルを充電する方は、差し差しするブレッドボードを使って、原理動作から確認することにした。



USB出力のあるeneloopを使って、パナソニックの7セル積層NiMHに100mAの定電流充電しているところ。


100mAくらいの定電流充電では、充電中の電池端子間電圧は、無充電時にくらべて0.4Vほど高い。上のGPの0.1C充電器でフルに、20hくらい充電した後の電池電圧は10.2V前後。つまり、パルス的に充電して電圧監視するのではなく、電圧を監視しながら定電流充電をする場合、遅くとも10.6Vくらいで定電流充電を止めた方がよさそうだ。


上のブレッドボードには、一応LM339による電圧監視と定電流回路を遮断する2SA1015が組み込んである。試しに9.7V程度で遮断するように設定して実験してみた。結果は動作したりしなかったり。LM339の出力が妙にアナログっぽいときがあるのは、プルアップとかの定数がおかしいのだろうか。電源投入タイミングでも動作がおかしい時がある。何が起きているのだろう。正常動作するときは、監視電圧にヒステリシスを持たせていないので、9.7V前後で細かくパタパタする。


webを探ってLM339のきちんとした作例回路図を探すべきかもしれないなー。ちょっとググっただけでも、LEDをドライブするのにもLM339+ドライバーになっているのもあったりするし。