intermission



韓国で仕事をしていたときに、一緒に韓国の写真関係の教授にヒアリングに回ったり、カルメギサルを食べたり、カンウォンンドに釣りに連れて行ってもらったりしたKwakさんが日本に来た。彼は大昔、ソウルでファッションカメラマンをやっていたという。3、4年前には日本語はもちろんダメ(でも歌手の中では五輪真弓が一番好き!)で、英語もなかなかつらかったKwakさんだけど、今やっているという同僚のLeeさんと2人で世界中の店頭を回って彼の商品のディスプレイを整える、という仕事で鍛えられたのか、英語でちゃんと会話できた。うれしい。韓国に居た時は、一緒に飲みに行くのに通訳が必要だったんだ。


写真はKwakさんLeeさんから頂いたおみやげ、キホルダ。韓国語を日本語に機械翻訳して送ってくれていたメールには、東京で会ってソヂュを飲みに行きましょう、とあった。ソヂュは砂糖入りの焼酎で、韓国人はこれを杯を交換しながら次から次へと飲む。予想通り、「ソヂュを飲みに行きましょう」といっていても東京でソヂュを飲みたいわけではなく、「ソヂュ」は「飲みに行きましょう」の枕詞みたいなものだったようで、Kwakさんが飲みたかったのは「サケ」。


居酒屋のメニューにあった「刺身三点盛り」を指して、この三点はどういう意味か?と聞く。こういうシンプルな漢字は読めるし、基本的な意味も分かる。どうやら、前日、2人だけで居酒屋に入って、お皿が3つ出て来るだろうと期待してこれを頼んだら、お皿が1つだったのでずっといぶかしんでいたらしい。涙。


韓国から戻ってからも、なんだかんだでKwakさんとは年に1回くらい会えている。ありがたい。


※Photo by Samsung NV11